急性咽頭炎
こんなお悩みはありませんか?
- 喉がひどく痛くて、唾を飲み込むだけでつらい
- 風邪をひいてから喉の痛みが長引いていて、なかなかよくならない
- 熱が出て喉が腫れている。扁桃炎なのか、ただの風邪なのか判断できない
- 子供が「喉が痛い」と言っており、食事や水分がとりにくそうにしている
- 市販の風邪薬を飲んでいるが、喉の症状だけが残っている
- 喉の奥が赤く腫れていて、白いものがついているように見える
- 繰り返し喉が痛くなる。体質なのか、それとも治療が必要なのか知りたい
- 子供が喉を痛がるたびに高熱を出すが、毎回小児科でよいのか迷っている
喉の痛みは「風邪だから様子をみよう」と放置されがちですが、原因によっては抗菌薬が必要なこともあり、適切な治療を受けることが大切です。症状が続いているときや、お子様の喉の痛みが繰り返されるときは、耳鼻咽喉科へお気軽にご相談ください。
急性咽頭炎とは
急性咽頭炎とは、鼻の奥から食道の入り口までの通路にあたる「咽頭(いんとう)」に、ウイルスや細菌が感染して急性の炎症を起こした状態です。一般的に「喉が痛い風邪」と表現される症状のほとんどは、この急性咽頭炎にあたります。
咽頭は口を開けたときに奥に見える部分(口蓋扁桃・口蓋垂など)を含む広いエリアで、鼻腔・口腔・喉頭のいずれともつながっています。そのため、ウイルスや細菌が侵入すると炎症が周囲に波及しやすく、放置すると扁桃炎・副鼻腔炎・中耳炎などに進展することがあります。
急性咽頭炎の原因の大多数はウイルス感染です。アデノウイルス・ライノウイルス・コロナウイルスなど、いわゆる「風邪のウイルス」が代表的です。一方、溶血性連鎖球菌(溶連菌)などの細菌感染が原因の場合は、ウイルス性と症状が似ていても治療法が大きく異なります。溶連菌感染症は抗菌薬による治療が必要なため、「ただの風邪」と自己判断せず、正確な診断を受けることが重要です。
当院では、問診・咽頭の視診・必要に応じた迅速検査(溶連菌検査・インフルエンザ検査など)をもとに原因を特定し、患者様一人ひとりに合った治療をご提案しています。「喉が痛い」「なかなか治らない」と感じたら、まずご相談ください。

急性咽頭炎の主な症状
急性咽頭炎の症状は、原因となるウイルスや細菌の種類によって異なりますが、以下のような症状が代表的です。
喉の痛み・嚥下時痛
喉が赤く腫れて強い痛みを感じ、唾を飲み込むだけでもつらい「嚥下時痛(えんげじつう)」が現れることがあります。お子様の場合、「喉が痛い」とうまく言葉で伝えられずに、食事を拒否する・よだれが増える・泣き止まないといった様子として現れることがあります。食事や水分がとりにくそうにしているときは早めの受診をおすすめします。
発熱
多くの場合、喉の痛みと同時に発熱が見られます。溶連菌感染症では38℃以上の高熱が突然出ることがあります。一方、ウイルス性の急性咽頭炎では微熱程度にとどまることもあり、発熱の程度だけで原因を判断することはできません。
喉の赤み・腫れ・白苔(はくたい)の付着
咽頭の粘膜が赤く腫れ、扁桃に白や黄白色の白苔(膿のようなもの)が付着することがあります。「喉の奥に白いものがついている」と気づいて来院される患者様も多くいらっしゃいます。白苔の有無や見た目は原因の鑑別に参考になりますが、視診だけでは断定できないため、必要に応じて迅速検査を行います。
全身倦怠感・頭痛・鼻水・咳
喉の症状に加えて、体のだるさ・頭痛・鼻水・くしゃみ・咳などの全身症状を伴うことがあります。これらの症状が多く重なる場合はウイルス性であることが多く、反対に「喉の痛みと高熱だけで鼻水や咳がない」場合は溶連菌感染症の可能性が高まります。
耳の痛み・リンパ節の腫れ
咽頭の炎症が周囲に波及すると、耳の奥が痛む「放散痛(ほうさんつう)」や、顎の下・首のリンパ節が腫れて触ると痛む症状が現れることがあります。リンパ節の腫れが強い場合や、扁桃の腫れがひどく口が開けにくい場合は、早めに受診されることをおすすめします。
急性咽頭炎の主な原因
ウイルス感染(最多の原因)
急性咽頭炎の原因の大部分はウイルスによるものとされています。アデノウイルス・ライノウイルス・RSウイルス・コロナウイルス・エンテロウイルスなどが代表的です。ウイルス性の急性咽頭炎は抗菌薬が効かないため、対症療法(症状をやわらげる治療)が中心となります。十分な休息・水分補給・保温が回復を助けることがあります。
夏場に多いアデノウイルスによる「咽頭結膜熱(プール熱)」は、高熱・喉の痛み・結膜炎(目の充血)が特徴で、お子様に多く見られます。保育園・幼稚園・学校でのプールや集団生活を通じて広がりやすいため、「プールに入ってから高熱が出た」「目が赤い」という場合は受診されることをおすすめします。
細菌感染(溶連菌・その他)
細菌による急性咽頭炎の中で最も注意が必要なのが、A群溶血性連鎖球菌(溶連菌)による感染です。溶連菌感染症は抗菌薬による治療が必要で、治療が不十分な場合に急性糸球体腎炎やリウマチ熱などの合併症を引き起こすことがあります。
お子様の溶連菌感染症は3〜15歳に多く、「突然の高熱と強い喉の痛み」「鼻水や咳が少ない」「発疹が体に出ている」といった特徴が見られることがあります。当院では迅速検査(咽頭拭い液による溶連菌検査)で短時間に原因を確認できます。「子供が喉を痛がって高熱が続く」「溶連菌かどうか調べてほしい」という場合はお気軽にご来院ください。
乾燥・環境要因
空気が乾燥する冬場や、エアコンの効いた室内では咽頭の粘膜が乾燥し、ウイルスや細菌に対するバリア機能が低下することがあります。また、たばこや飲酒・刺激物の摂取・声の使いすぎなども咽頭の粘膜にダメージを与え、炎症が起こりやすくなる要因となることがあります。
子供の喉の痛み・急性咽頭炎について
「子供が喉を痛がっている。小児科と耳鼻科どちらに行けばよいか迷う」というご相談を当院でもよくいただきます。
お子様の喉の痛みの原因はさまざまですが、耳鼻咽喉科では咽頭・扁桃・鼻・耳をあわせて診察できるため、喉の症状が中心の場合や、「中耳炎も心配」「鼻水も出ている」「扁桃炎を繰り返している」という場合に特に適しています。
お子様の急性咽頭炎で注意していただきたいポイントをまとめます。
- 「喉が痛い」と言わなくても、食事を嫌がる・よだれが多い・泣き止まないといった変化が喉の痛みのサインであることがあります
- 水分がとれない・ぐったりしている場合は早めに受診されることをおすすめします
- 溶連菌感染症は保育園・幼稚園・学校での集団感染が起こりやすく、「クラスで流行っている」という情報も受診時にお伝えください
- 抗菌薬が処方された場合、症状がよくなっても自己判断で途中でやめないことが大切です
- 繰り返す扁桃炎・溶連菌感染症には、将来的に扁桃摘出術が検討されることがあります。まずは耳鼻咽喉科でご相談ください
急性咽頭炎の治療

ウイルス性咽頭炎の治療
ウイルスが原因の場合、抗菌薬は効果がないため、対症療法が中心となります。
・解熱鎮痛薬:喉の痛みや発熱をやわらげるために使用することがあります ・うがい薬・トローチ:咽頭の炎症や不快感を緩和することがあります ・鼻水・咳への対症療法:症状に応じて抗ヒスタミン薬や鎮咳薬などが処方されることがあります
十分な水分補給・休息・室内の加湿も回復を助けることがあります。
細菌性咽頭炎(溶連菌感染症など)の治療
溶連菌感染症など細菌が原因の場合は、抗菌薬による治療を行います。症状が改善しても自己判断で服用を中止せず、処方された期間きちんと飲み続けることが重要です。治療が不十分な場合、合併症のリスクが高まることがあります。
咽頭の局所処置・ネブライザー療法
院内での咽頭への薬液噴霧や、ネブライザー(吸入器)による薬剤吸入を行うことがあります。喉の炎症を直接和らげる目的で実施します。
生活上の注意点
- 喉への刺激を避ける(辛い食べ物・アルコール・たばこ)
- 室内の加湿を保つ(湿度50〜60%を目安に)
- こまめな水分補給と十分な睡眠をとる
- マスクの着用・手洗いで周囲への感染拡大を防ぐ
- 症状が改善しても、処方された薬は最後まで服用する
よくあるご質問
- どちらを受診していただいても対応できますが、喉の痛み・喉の腫れ・扁桃炎が疑われる場合や、「鼻水も出ている」「中耳炎も心配」という場合は耳鼻咽喉科が適しているとされています。耳鼻咽喉科では喉・鼻・耳をあわせて診察できるため、原因の特定と総合的な治療を行うことができます。発熱が主体で全身状態が心配なときは小児科へ、喉の症状が中心のときは耳鼻咽喉科へ、というイメージでご判断いただくとよいかもしれません。迷われた場合はお気軽にご相談ください。
- 当院では咽頭拭い液を用いた溶連菌迅速検査を行っており、短時間で結果を確認することができます。溶連菌感染症は「突然の高熱」「喉の強い痛み」「鼻水・咳が少ない」という特徴が見られることがあります。検査で陽性と確認された場合は抗菌薬による治療を行います。「子供が溶連菌かもしれない」「クラスで流行っている」という場合は、症状が軽くても早めにご来院されることをおすすめします。
- 市販の解熱鎮痛薬やのど飴などで症状が一時的に和らぐことはありますが、1週間以上症状が続く場合は自己判断で様子をみることはおすすめしません。原因がウイルスか細菌かによって治療法が異なり、溶連菌感染症の場合は適切な抗菌薬治療が必要なことがあります。また、喉の痛みが長引く背景に、扁桃周囲膿瘍・扁桃炎の慢性化・まれに咽頭腫瘍などが隠れていることもあります。「なかなか治らない喉の痛み」は耳鼻咽喉科での診察をおすすめします。
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土支田耳鼻咽喉科
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※クリニック受診後、プラザ薬局にて処方箋をお出しになった方のみ、30分チケットをお渡しします。
土支田周辺はもちろん、光が丘・成増・石神井公園といった少し離れたエリアからお車でご来院いただく際も便利です。
駐輪場完備
※ご利用いただけるのはテナント前のみです。テナント裏は居住者専用スペースとなっており、患者様はご利用いただけませんので、あらかじめご了承ください。
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| 9:00〜 12:30 |
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| 14:30〜 18:30 |
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※休診日 / 木曜、土曜午後、日曜・祝日